乃木坂46の高山一実さんの小説デビュー作『トラペジウム』が文庫化され、2020年4月24日(金)に発売されました。
この『トラぺジウム』は平成生まれ世代に最も読まれた本です!
今回は、『トラぺジウム』の売り上げやあらすじ、読んだ人の感想など色々紹介します!
もくじ
まず単行本と文庫本の違いとは
引用:乃木坂46公式サイト
まず、単行本と文庫本の違いは、文庫本は単行本よりも後から出版されるため、誤字脱字が修正されています。
単行本もしっかり誤字脱字を修正されていますが、どうしても漏れは出てしまいます。
また文庫本の巻末に、作者のあとがきが載っています。
ほとんどの単行本には、そういったものは載っていないです。
- 誤字脱字の修正
- 巻末の作者によるあとがき
他にも単行本と文庫本の違いはありますが、上に述べたことが主な違いです!
『トラぺジウム』の売り上げ状況は?
引用:乃木坂46公式サイト
【平成世代が買った本】
1位:高山一実『トラペジウム』(KADOKAWA)
2位:前田裕二『メモの魔力』(幻冬舎)
3位:生田絵梨花 (著)、中村和孝 (写真) 『生田絵梨花写真集 インターミッション』(講談社)
<対象>購買年齢層:0歳~30歳/ジャンル:全書籍
(※集計対象期間:2018年11月25日~2019年5月25日)
【2019年上半期文芸書ベストセラー】
1位:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)
2位:内館牧子『すぐ死ぬんだから』(講談社)
3位:高山一実『トラペジウム』(KADOKAWA)
<対象>購買年齢層:全年齢/ジャンル:文芸書
(※集計対象期間:2018年11月25日~2019年5月25日)
高山一実さんの小説「トラペジウム」は、日本出版販売発表の「2019年上半期文芸書ベストセラー」で3位、「平成世代が買った本」でベストセラー1位になりました。
発売からわずか3ヶ月で累計発行部数20万部を突破しています!
ちなみに、「平成時代に買った」の3位の生田絵梨花さんは、高山一実さんと同じ乃木坂46のメンバーです。
『トラぺジウム』はなぜ爆発的に売れたのか?
引用:乃木坂46公式サイト
現在の時代で、本を1万部を売るのが言われている時代でなぜ『トラぺジウム』は20万部を売れたのか調査しました。
「読者は決して芸術的な文章を求めているわけではありません。ストーリーが面白ければ文章が少々ヘタでも関係ないのは、昨今の携帯小説のヒットをみれば分かるでしょう。もっとも最低限、人に読ませるテイをなしていなければ小説とは言えませんので、編集者がそれなりに手を入れているでしょうね。高山の小説も稚拙ながら丁寧に言葉を選んでいる様子が見て取れます。そのあたりの初々しさもヒットの要因になっているんじゃないでしょうか」(文芸誌編集者)
要するに、拙い文章と初々しさなどが原因でヒットしたのではないかということです。
本を読むのに慣れていない人でも、この本の文章が案外読みやすいかもしれないです。
その他にも、乃木坂46の高山一実としての活動でのファンも購入したため人気に拍車がかかりました。
『トラぺジウム』の意味は?
引用:乃木坂46公式サイト
『トラぺジウム』という言葉は、聞き馴染みが無いと思います。
『トラぺジウム』という言葉の意味は
- 不等辺四辺形。どの二つの辺も平行でない四角形
- オリオン星雲の中にある四つの重星。非常に高温で強い紫外線を放ち星雲全体を光らせる
という2つの意味があります。
この『トラペジウム』という言葉は、小説の最後の最後に出てきます。
どういう意味だったのかは『トラぺジウム』を買って想像しながら読んでみて下さい!
『トラぺジウム』のあらすじは?
引用:乃木坂46公式サイト
この本のあらすじは、
高校1年生の東ゆうは、絶対にアイドルになるため、己に4箇条を課して高校生活を送っていた。
- SNSはやらない
- 彼氏は作らない
- 学校では目立たない
- 東西南北の美少女を仲間にする
努力の末、ついに東西南北の“輝く星たち”を仲間にした東が、高校生活をかけて追いかけた夢の結末とは!? 現役トップアイドルが、アイドルを目指す女の子の10年間を描いた、感動の青春小説。
『トラぺジウム』の有名著名人からの評価や一般読者の感想は?
引用:乃木坂46公式サイト
『君の名は。』プロデューサーで小説家の川村元気さんや「桐島、部活やめるってよ。」や「何者」の著者、朝井リョウさんからも評価されています。
有名なお二人から、高山一実さんの小説をとても高評価しています!
そして、『トラぺジウム』を読んだ一般人の感想をまとめです。
かなり高評価ですよね!
まとめ

引用:乃木坂46公式サイト
高山一実さんはあの有名な乃木坂46のメンバーで、とても忙しいのに、仕事の合間に小説を書くなんてとても努力家ですね!
今後も『トラぺジウム』に再度注目が集まることがありかもしれません。
小説をまた執筆するかはわかりませんが今後も楽しみです!
